ふるさと山田について

ふるさと山田の魅力

総社市南西部に位置する山田地区は、のんびりとどこか懐かしい風景が広がる集落です。

自然

山田は昔から稲作が盛んな地域で、集落全体に田んぼが広がっています。地域で大切にしている田んぼは、春にはレンゲ畑、夏は瑞々しく成長する苗、秋は黄金色に輝く稲のじゅうたんが広がり、季節の移り変わりと共に自然の恵みを与えてくれます。
民家の軒先にはスズメやツバメが巣を作り、大空にはサギやトンビが舞っています。山からイノシシやタヌキがタヌキが下りてくることもしばしばです。
そんな自然と共生する日本の原風景がここにあります。

歴史

山田には西暦600年頃、古代製鉄が盛んであったことを示す「倒松(たおれまつ)たたら址」や、34基からなる「八紘(はっこう)古墳群」、16世紀初めに上田氏が城主を務め、毛利軍との戦いの末開城、のちに廃城となった「鬼ノ身(きのみ)城跡」、天正時代に鬼ノ身城主が山城国から勧請したと⾔われる「加茂神社」、1450年代に建立された曹洞宗の「華光寺(けこうじ)」、また同寺に至る道に八十八対の石仏が配置された「山田八十八ヶ所」、明治19年から昭和48年頃まで会陽が行われ、多い時には500人近い裸坊で賑わったという「善福寺」など、歴史的な地域資源も豊富です。

人びと

現在、⼭⽥には約270世帯700⼈が暮らしており、近年は他地域と同様に少⼦⾼齢化が進んでいますが、⼭⽥ふれあい市をはじめ、加茂神社のお祭りや地区運動会、⻤ノ⾝城跡のご来光参拝など様々な地域活動を通じて、⼦・親・祖⽗⺟の三世代交流が活発に⾏われています。